コラム

日々の弁護士活動に関する話題や、日常生活で感じた事、考えさせられた事などを取り上げてご紹介します。ご意見・ご感想などいただければ幸いです。

[ヨーロッパ見聞録]
チョコレート王国ベルギー~でも契約は甘くない

ベルギーブランドと言えばやはりGODIVA

ベルギーといえば、ベルギーワッフルやチョコレートなどのお菓子が有名です。

ベルギーブランドで一番有名なチェコレートはやはりGODIVA。日本で購入すると1粒300円以上したりしますが、ベルギーだとだいたい1/3くらい。また日本のように1粒300円という購入方法ではなく、好きな大きさのBOXを選んでそのBOXが一杯になるまで欲しいものを詰めてもらうという買い方です。日本で1粒300円とかで購入する感覚と比べると、全く有り難みがありません。

GODIAのチョコレート

「おねーさん、これと、これと、これと、、」
「はい」
「まだいいの?じゃあ、これとこれと、、」
「はい」
「まだ入るの?じゃあ。これとこれ」
「まだまだいけます」
「じゃあ、これとこれとこれ」
「あと10個くらいかしら」
「、、、、もう、後は適当に詰めておいてください、、、」
という感じです。

春から全店舗の直営化

Wikipedia先生によると、GODIVAが日本に上陸したのは1972年(私が生まれる前ですね!!)で、商社の片岡物産さんが輸入したとのこと。現在では、国内約250店舗のうちの半分を片岡物産さんが運営しています。

ところが!この3月末をもって、GODIVAの日本法人が片岡物産との契約を打ち切り、全店舗を直営にするということになったそうです。

ファッション業界でも

これと似たようなことが、ファッション業界でも起こっています。英国ブランドのバーバリーと1970年からライセンス契約を結んで自社でバーバリーのチェックやロゴを使って日本向け商品を生産していた三陽商会さんが、今度の6月でついにバーバリーから契約を打ち切られ、今後はバーバリーも全店舗直営化されるということなのです。

少し話がそれますが、三陽商会さんのライセンス契約が打ち切られるかもしれないという話は、実は今から5~6年くらい前からありました。5年くらい前、バーバリーの代名詞とも言えるトレンチコート(ロング丈・三陽商会さんの商品)を購入しました。その年に出ていたものまではコートのライナーにもしっかりあのチェック柄が入っていました。そして、その次の年に「ショート丈のトレンチも欲しい~」と同じデザインのものを買いにいったところ、ライナーが無地になっていたのです。

「今年はライナーが無地なのですね~」
「いろいろありまして、、、チェックが使いにくくなっているのです」
「いろいろって、、ひょっとして、報道されている本社からの契約の締め付けの影響??」
「まあ、そうなのですが、、あまり詳しくは申せません」
「バーバリー本社も腹黒い契約に厳しいのですね」

なお、6月に直営化された後はトレンチコートは2倍以上の値段になるそうで、今年は駆け込み需要が多く、現在どこの店舗でもトレンチは品薄だそうです(私も最後に!ということで購入しました。ここ何年かでライナーに再びチェック柄を使えるようになったようで、今年のものにはチェックが復活してました)。

契約は契約。とはいえ、、、

報道では「日本でのブランドの扱い方についてのコンセプトの相違」などと契約終了についてもっともらしい理由付けがなされていますが、GODIVAにしてもバーバリーにしても、結局は、日本企業が日本での知名度UP・マーケットの確立をしたとたんに本社にそれを乗っ取られたという印象が否めません。特に三陽商会さんは、単に英国から輸入したものを売っていたのではなく、日本人向けに商品を企画・製作して独自に日本のマーケットを開拓していたのです。契約上は問題無いのでしょうが、個人的には非常にブランドの印象は悪くなりましたね~。

値段も上がるしサイズも合わなそうだからモウカワネーヨ!

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